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中高年の引きこもりが急増!?引きこもりは本当に働けないのか?

 

アツシ
アツシ
アツシです!

最近よく耳にする中高年の引きこもりについてお話しいたします。

 

ここ最近、嫌なニュースが日々放送されています。

先日も引きこもりだった男性が痛ましい事件を起こしたのは記憶に新しいと思います。

そこでクローズアップされたのが【中高年の引きこもり】です。

引きこもりと言えば10代〜20代のイメージが多かったですが、最近は40代〜50代の引きこもりが急増しています。

引きこもりだから事件を起こすみたいなイメージが付いてしまいましたが、引きこもりの人は働きたくないわけではありません。

働きたいけど働けない矛盾に苦しんでいることが多いんです。
そこで、引きこもりの人が働けるにはどうすればいいのか、考えていきたいと思います。

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中高年の引きこもりが急増!

中高年(40代以上)の引きこもりは60万人以上いると言われています。
しかし、実際はわかっていないだけでもっといるかもしれません。

引きこもりと言っても様々で、近くのコンビニにご飯を買いに行ったりはする人もいます。
働いている場合は引きこもりではないので、だいたいは親が面倒を見ているケースが多いです。

しかし、中高年の引きこもりが多いと何が問題かと言うと、親が65歳以上の高齢者であることがほとんどです。

未だに親に面倒を見てもらっているので、いざ親の介護が必要になってもどうすることもできず、生活が成り立たなくなるケースは後をたちません。

親も高齢になり年金では面倒が見切れない

親も高齢になり年金だけで暮らしている人も多いですが、少ない年金の中から引きこもりの子どもの生活費まで面倒を見ているケースは非常に多いです。

しかし、これが親が病気や怪我で入院してしまった場合などは大変です。
治療費などもかかりますし、手続きなども子どもがしなければなりません。

介護施設へ入所などになれば入居費用もかかります。

そうなれば世帯分離をして生活保護を受給する方法もありますが、これまで親が全て面倒を見てきたため、こうした手続きをどうすればいいのかわからず、もう何もしないということも多いです。

実際に支援を行った50代男性のケース

 

アツシ
アツシ
僕がコミュニティソーシャルワーカーをしていたとき、実際に引きこもりのケースを担当することがありました。

 

そのケースを簡単に説明すると、

  • 引きこもりの50代男性。80代の母親とは徒歩圏内で別々に暮らしていた
  • 母親が息子の食事を毎日届けていた
  • 母親が大腿部骨折で入院。高齢ということもあり、退院後は生活保護を受けながら介護施設へ入所
  • 目標は50代の息子に生活保護を受給しながら自立してもらう

と引きこもり以外にも様々な問題があるケースでした。

引きこもりの男性は無職で就労経験もなく、親の近くのアパートで一人暮らしをしていました。
80代の親が家賃や生活費を支払い、食事は毎日作って届けているという生活でした。

しかし、その親があるとき家の中で転倒してしまい入院することになり、そのことから50代の引きこもりの息子がいると発覚し、行政から相談があって支援することになりました。

親の状態は良くはなっていましたが、自宅に帰っても介護が必要とのことで、病院から老人ホームへ入居することになりました。

50代の息子には、母親からの支援はもう難しいため生活保護を受給しながらまずは自立した生活を目指そうという方針になったのですが、でも就労経験がなかったのと、発達障害の症状もあったので仕事もなかなか決まらず苦労しました。

 

アツシ
アツシ
それからは生活保護の担当者に支援を引き継いでいたんですが、3ヶ月後に役所で偶然彼と出会い、支援していたころとはまるで別人かと思うぐらい凛々しい姿になっていました!

 

どうやら元々一人暮らしをしていたので日々の生活には問題なかったそうです。
ただどうしても仕事が決まらず、苦労していたとのこと。

しかし、その日彼が役所に来ていたのはどうやら仕事が決まった報告をしにきたそうです。
市場の魚屋さんでの仕事が決まったらしく、まずはアルバイトとしてだが採用が決まったとのこと。

引きこもりの人だと働くのは難しいとどこかで思っていましたが、元々彼は真面目な性格だったので店主に気に入られたそうです。

彼はなぜまた働けるようになったのか?

でも彼はなぜ働けるようになったのでしょうか。

真面目だったから?と思いましたが、話を伺うと彼はとあるところで働くために訓練を受けていたとのこと。

そこではまずは自分のペースに合わせて通学することからはじめ、コミュニケーションスキルやPCスキルなど、社会で働くために必要なスキルを身に付けていきます。

 

アツシ
アツシ
何よりも社会でもう一度働くためのノウハウを学べるのが一番勉強になったそうです。

引きこもりの人が働くなら就労移行支援事業所に相談

 

引きこもりの人はココロの病も併発している可能性もあるとお伝えしましたが、でも働きたいけど働けない、そんな矛盾を解決するのが就労移行支援事業所です。

就労移行支援事業所とは、ココロの病気や障害、ひきこもりで働けない人が働くために必要なスキルや生活習慣を身に付ける学校のようなものです。

簡単にまとめると、

  • 個人のペースに合わせて通学ができる
  • 社会で必要なスキルやコミュニケーション能力が養える
  • 自分の得意・不得意なことがわかる
  • 病気や障害で配慮してほしいことを先方に伝えてくれるので、就労後も苦しい思いをする必要がない
  • 人生が楽しくなる!←重要!

など、たくさんメリットがあります。

実際に働いてみると様々な疑問や配慮してほしいことが出てくるかもしれません。
それを言い出せずに我慢しすぎてしまうと、せっかく仕事が決まっても長くは続きません。
就職後の定着支援を行ってもらえるのはとても安心です。

就労以降支援事業所は全国にたくさんありますが、どこがいいのかわからない場合はリンクビーに相談するのがいいと思います。

リンクビーは発達障害専門ですが、他の症状に合わせた就労移行支援事業所をいくつか構えているので、まずはここに相談すれば間違いありません。

通うかどうかより、まずは今の状態からどうすればいいのか相談するだけでもいいと思います。
スタッフの方も優しい方ばかりなので、まずは世間話程度にお話しするつもりで相談してみてください。

【リンクビー】に相談する

 

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