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「過労死するぐらいなら辞めればいいのに」と言われても仕事を辞められない理由

 

アツシ
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アツシです。

最近過労死が問題となっていますが、今回は過労死でも仕事を辞められない理由についてお伝えします。

 

過労死は英語で”Karou-shi”と表記されます。

そもそも英単語が存在しないのは、海外では過労死と言う概念がありません。
これは日本独特であり、日本の働き方を象徴しているようにも思います。

過労死のニュースを見るたびに、『そうなる前に辞めればいいのに』といた声も聞きますが、過労死する人には仕事辞めたくても辞められない状況に陥っています。

そこで今回、過労死についお話しいたします。

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過労死は自己責任ではない

過労死と聞くと、

『自己管理ができていないので自己責任ではないか』
『辞めようと思えば辞めることができたはず』

と、自己責任であるかのような厳しい声も聞きますが、自己責任だと簡単に言うことができません。

そもそも過労死を生むような会社がなければいいだけですし、過労死は社会全体の問題でもあります。

例えばですが、コンビニなどは24時間が当たり前でお弁当や生活用品など売っているのが当たり前ですよね?

この”当たり前”という固定概念が恐ろしく、結局は良いサービスを提供するためにどこかで誰かが無理をしているのです。
過労死はブラック企業など会社だけの話だけでなく、私たち消費者の意識も変えていかないとなかなかなくりません。

仕事が辛くても耐えて続けるのは美徳?

過労死を生み出す背景として、日本人の仕事に対する考え方が影響しているとも思います。

海外では長時間労働や休日出勤なのはほとんどしません。
それに転職することもプラスにとらえています。

しかし日本では長時間労働や休日出勤も多く、またそれが仕事を頑張っていると評価につながることがあります。

また、仕事がつらくても耐えて頑張るのが美徳とされ、転職をしようものならまるで悪いことのように扱われることもあります。

そうした日本の仕事に対する考え方が過労死を生み出しているとも言えます。

自分では辞められない状態になる

過労死寸前の状態では、自分では仕事を辞められない状態になっています。

サービス残業や長時間労働が重なり、精神的にも滅入ってしまっています。

また体を休めようとしたり退職を考えると、ナゾの精神論でさとされてしまい、なかな辞めさせてくれないブラック企業も多く存在します。

正常な判断ができなくなり、それどころから本人はもっと頑張らないと!と知らぬ間に疲労がたまっていきます。

実際に過労死に至ったケース

実際に過労死に至ったケースがあります。

実はこれは知人の父親の話になるのですが、おじさんは50歳のときに某有名なコンビニチェーンをオープンさせました。

お客さんはそこそこ来るものの決して楽な経営ではなく、人件費を削るしかない状況にまでなっていました。
もちろん24時間営業ですが、夜中に人を雇うと人件費が増すので、本来はダメなのですが夜中に奥さんに手伝ってもらったこともあるそうです。

おじさんは10年近く経営していましたが、体力の限界もあり店を閉めることにしたのですが、すでに見えない披露が蓄積されていたのか、過労で倒れ、帰らぬ人となりました。

コンビニの人員不足や24時間営業が物議を醸していましたが、ああいうニュースを見るといたたまれない気持ちになります。

過労死を生み出す環境から早く抜け出す

過労死寸前になるまで働きすぎると正常な判断ができなくなってしまいます。

しかし、本人はもっと頑張らないと!さらに頑張ってしまい、知らぬ間に疲労が蓄積されてしまいます。

結論から言うと、過労死から抜け出すには”退職”するしか方法はありません。

職場の環境が変われば別ですが、変えるには時間がかかりますし、そもそも過労死寸前まで働かせるような会社は変える気もありません。

退職できなくても無理やり退職する

退職すると言ってもブラック企業なんかはなかなか退職させてくれないと思います。

それに退職が認められても退職日までは働かなくてはなりませんし、退職するからと心ない言葉を浴びせられ、職場でも嫌な思いをするかもしれません。

でも無理やりにでも退職した方がいいです。
続けていくことにメリットはないですし、それよりも退職して違う環境で頑張った方がよっぽど自分のためにもなります。

最近メディアでもよく耳にする退職代行などのサービスを利用して退職するのが一番の解決方法だと思います。

退職代行サービスとは、あなたに代わって退職したい旨を上司に伝えてくれるサービスです。
もう上司に会う必要はありませんし、退職届などの書類関係は郵送でやりとりするように伝えてくれるので問題ありません。

無理やり退職して訴えられたらどうしようかと不安もありますが、退職代行SARABAの担当者に伺ったところ、一社員のためにお金や時間をかけて訴えてくる会社はないそうです。

まとめ

最後にまとめると、

  • 長時間労働が当たり前
  • 休日出勤もある
  • 「根性で乗り切る!」など謎の精神論が多い

これが日常茶飯事で当たり前のような職場は危険です。

仕事の状況などにもよるので絶対とは言えませんが、もし当てはまる場合、自分の働き方が過労死につながっていないか、客観的に見ることも大切です。

そしてもうすでに状況が酷い場合は退職代行サービスなどを使ってでも早く辞めることをオススメします。

会社は助けてくれません。
自分の身は自分で守りましょう!

 

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