副業がOKな会社も増えてきていますが、でもまだまだ副業に賛成ではない企業が多いです。
現在、日本企業の8割以上が副業禁止としています。
副業を認めてしまうと、長時間労働や本業が疎かになるなどの支障が出るのでは?副業をしている社員の労務管理は誰がするの?といった理由もあり、会社側は懸念しています。
しかし、ここ最近は共働きが当たり前になるなど、片方だけの収入だけではかなり厳しい時代です。
それだけ会社側が給料を上げてくれたら問題はないのですが、給料は増えないのに残業や出費だけが増えていく・・・と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
気になるとこだけツマミ読み
副業をしたい理由とは?
副業をしたい理由として、
- 現状の給料では生活が苦しい
- お小遣いが少ない
- 子どもの学費のため
- 今の会社では将来が不安
といったように理由は人それぞれですが、今の給料にあと数万円プラスされるだけで、生活にも余裕が生まれます。
しかし、やはり引っかかるのが就業規則で「副業禁止」とされていることではないでしょうか。
2018年、政府が副業禁止を見直し。
政府は年度内にも、副業・兼業の事実上の解禁に踏み切る。国がつくるモデル就業規則の副業禁止規定を改定すると同時に、長時間労働を招かないよう労働時間や健康管理の指針を盛り込んだガイドラインの策定にすでに着手。来春、公開する見込みだ。
引用:Business Insider Japan 「政府が年度内に副業容認へ——長時間労働不安、社会保険はどうなる?」
と、少子高齢化による労働力不足への危機感から、副業や兼業を解禁する方向であると報じられました。
ただ、本業に支障がでないようにと、届け出が必要であったり、まだまだハードルは高いなと思いました。
副業をするときに気をつけておきたいこと
どこかの会社で働きに出ていたとしても、副業をすることは可能です。しかし、副業をするときに気をつけておきたいことがあります。それが下記の3点になります。
①必ず確定申告を行う
会社で働いていると、11月ごろから年末調整のお知らせがあると思います。しかし、これはあくまでもその会社での所得を元に計算しているので、あなたの副業での収入は含まれていません。
会社で年末調整をしたとしても、副業をした場合は確定申告をする必要があります。しかし、申告をする基準として、給与所得や退職所得以外の所得が年間20万円以下であれば申告の必要はありません。
これはどういったことかと言うと、例えばどこかでアルバイトをした場合は、「給与所得」として支払われるので年間20万円以下であっても申告しなければなりません。
しかし、個人でアフィリエイトなどのネットビジネスで得た収入は「雑所得」として扱われるため、年間20万円以下であれば申告の必要はありません。
確定申告の必要はなくても、住民税の方で収入があったことを申告しなければならない場合があります。詳しくは、お近くの市町村の住民税を取り扱っている窓口にお問い合わせください。
②住民税の徴収額で副業がバレる恐れも
次に副業をしたいときに気をつけたいこととして、住民税の徴収額で副業がバレることがあるので注意しましょう。
会社で働いていると、給料から住民税が徴収されていると思います。これを特別徴収と言うのですが、例えば他に所得があった場合、その金額も合算されることがあります。
これによって、住民税が高くなると他で収入があることが発覚し、副業を疑われることがあります。
副業で得た収入を申告する場合は、特別徴収ではなく、自分で支払うタイプの普通徴収にしましょう。
ただ、アルバイトなどは給与所得にあたるため、普通徴収ができない場合があるので、市町村の窓口で問い合わせてください。
③長時間労働にならないように気をつける
3つ目に副業をしたいときに気をつけたいこととして、長時間労働にならないように気をつけましょう。
副業と言っても、本業をしていない時間帯に行うことになります。そうなると疲労やストレスが溜まり、余計に体調を崩して働けなくなってしまうかもしれません。
そうなってしまっては意味がありません。週末に数時間だけ働くなど、生活リズムが崩れない程度にしておきましょう。
副業をしたい方には在宅でできる仕事がおすすめ!
副業をしたいと言ってもどんな仕事がいいの?会社にバレずにできる副業ってあるの?と疑問に思うかもしれません。
それが在宅でできる仕事です!
仕事=外に行かないとできないものと思っている人も多いのではないでしょうか?
確かに昔であれば、オフィス、工場、店舗など、職場に出勤しないと仕事ができないのが当たり前でした。
しかし、最近では在宅でできる仕事も増えてきているのです!
例えば、在宅でできる仕事の例としては、、
- WEBライターの仕事
- ラベル貼りの仕事
- 荷物の梱包作業
- アンケートモニターの仕事
- 覆面調査・市場調査
などあげ出せばキリがないほど、在宅の仕事はたくさんあります。
副業をしたい考えている方には、在宅の仕事は非常に向いています。
- 本業の合間にできる
- どこかに出勤しなくていいのでバレにくい
- 体力面でも負担が少ない
など、本業と両立しやすいのが在宅の仕事の魅力です!
在宅の仕事で身についたスキルを元に、フリーランスとして仕事を始める人もいるので、まずは自分が興味のある仕事を探してみましょう。