感染症の流行も後押しとなり、在宅勤務(テレワーク)を体験する人が増えてきています。
在宅勤務ができる仕事にもかかわらず、実施されない会社であればさっさと転職を考えるべきでしょうか?
パーソル総合研究所の調査によると国内正社員の13.2%がテレワークを実施しています。そのなかでも、今の企業で初めてテレワークを経験した人の数は半数に近い47.8%(※1)です。
これは新規にテレワークを導入している企業が増えてきていることを示しています。一方で、都道府県別の実施率からも企業の導入には格差があるようです。(※2)
たしかに、テレワークの実施率ははそのまま、企業の働き方改革への意識の高さといえなくもありません。
しかし、それだけで安易に転職を考えるのは、現在の景気状況を考えれば失敗のリスクが高く危険だといえます。
(※1)パーソル総合研究所ニュース「新型コロナによるテレワークへの影響について…」https://rc.persol-group.co.jp/news/202003230001.html
(※2)
・東洋経済ONLINE「コロナ対応のテレワークに「格差が」生じている」
https://toyokeizai.net/articles/-/342092
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在宅勤務がしにくい職種

在宅勤務を希望していても、そもそもテレワーク(在宅勤務)自体が難しい職種もあります。
- 医療や介護職
- 保育士や教員
- IT関連 ・サービス業など
これらは仕事の性質上、あるいは仕事内容によって在宅勤務が困難な職種です。
病院や介護施設に来た相手に直接なにかを行うような職種は、多くの場合テレワークで済ませるというわけにはいきません。
また、保育施設や学校など人を集めて保育や教育を行う仕事も、在宅勤務では難しい仕事です。
IT関連といえばテレワークと相性が良さそうですが、仕事内容によってはできない場合もあります。 現場を任されている場合やセキュリティの問題など、さまざまなケースがあるからです。
その他には、店舗の接客をはじめとしたサービス業、工場での製造業なども在宅勤務で仕事を済ませることができません。
在宅勤務ができない理由
企業によって、テレワークがなかなか導入されないのはなぜでしょう。在宅勤務ができない理由は何か、改めて考えてみます。
医療職やサービス業などで難しい
医療やサービス業など、施設や店舗に来た人に対面で行う必要のある仕事は在宅勤務というわけにはいきません。
一部実現への取り組みはされているものの、いますぐテレワークを導入することは難しい職種です。
また製造業や現場の作業など、特定の場所でないと働けない仕事も同様に、在宅勤務はできません。
セキュリティ面など環境が整っていない

パソコンやスマホを使って完結できる仕事であれば、物理的にはテレワークが可能です。 しかし、会社側に準備がされていなければ、在宅勤務は難しくなります。
- アクセス、持ち出しなどセキュリティ面の準備
- 社員の業務管理や評価基準の設定
- テレワークの経費や在宅勤務手当などの計算
このように、管理者側には決めなくてはいけないことが山積みです。
在宅勤務を実現させるためには、大規模な環境整備が必要になる場合もあります。
そうなれば、テレワークをすぐに導入するというわけにもいかず、企業の姿勢ばかりを責めることはできません。
上司が在宅勤務を認めない

職種に問題がなく環境が整っていても、上司の判断一つで在宅勤務をさせてもらえない場合があります。
会社組織であれば業務の進めかたや評価など、部下の管理は上司の仕事です。
役職を任されて決定権を持っている以上、こればかりは指示に従うしかありません。
在宅勤務が会社の利益につながるのであれば、今のやりかたを不満にもってしまいます。
残念ながらできることといえば、上司にテレワークを提案するくらいでしょう。
今すぐ転職してしまうのは危険!

在宅勤務の導入が遅れている会社では、あなたが望んたところでなかなかテレワークは実現しません。
景気が悪くなると仕事がなくなり、求人が減り失業率は上がっていきます。
今まさにそうした状況であるため、安易な判断をすることはおすすめできません。
また、在宅勤務にはメリットやデメリットがあり、人によって向き不向きもあります。
そのため、在宅勤務を始めるにはあなた自身にもいろいろと準備が必要です。
テレワークの知識を蓄えつつ、経済状況や求人情報をキャッチしながら転職の準備を始めるという行動がベターではないでしょうか。
転職サイトに登録して準備をしておく!

経済状況や転職の時期を見極めるためには、在職中から転職サイトを利用することがおすすめです。
転職サイトでプロフィールなどを作成してみると、自己認識が高まり仕事に対する自分の考え方も固めることができるはずです。
今は転職するのにベストな時期ではありませんが、逆に転職の準備をするには絶好の機会といえます。
たとえば、在宅勤務やテレワークを行っている会社を転職サイトで調べることが可能です。検索条件に在宅勤務やテレワークを設定すれば、導入している企業の求人が一発で出てきます。
また、サイトに登録してメール設定をしておけば、わざわざ新着情報や条件に合った求人をサイトでチェックする必要もありません。
普段のメールチェックの作業で、業界の情報や求人状況がチェックできるので生産性もあがります。
厳しい業界や伸びている企業など、求人情報からわかることも多いはずです。
転職サイトをチェックすることをはじめとして、今だからこそできることがあります。
効率よく探すならリクルートエージェント

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様々な職種を取り扱っているのも魅力のひとつなので、自分がこれまでに経験したことがない業界の求人も紹介してもらえる場合もあり、ステップアップをするにはいい転職エージェントだと思います。
もちろん紹介してもらった求人が気に入らなければスキップできますし、今すぐ転職しなければならないということもありません。
テレワークを推奨している企業を探すといっても、実際には求人情報だけで判断するのはとても難しいです。
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もちろん登録したからといってすぐに転職しなければならないわけではありません。
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