地域包括支援センターは地域にとってなくてはならない存在ですが、でも仕事は意外と激務です。
社会福祉というせっかく憧れの仕事に就けたのに、辞めようか悩んでいる人も多いのが現実です。あなたもそうではないでしょうか?
地域包括支援センターは各市町村に設置されており、介護に関することだけでなく、ゴミ屋敷などの対応や制度の狭間で苦しんでいる人たちの支援を行うお仕事です。
地域住民にとってはなくてはならない存在ですが、その分かなりハードな仕事なので離職率もかなり高いと言われています。
そこで今回、地域包括支援センターを辞めたいと悩んでいる人にオススメの方法をお伝えします!
地域包括支援センターの求人を探す前に転職エージェントに相談しましょう。
コンサルタントが希望条件に沿って求人を探してくれるので手間も省けますし、相手企業との条件交渉なども行ってくれるのでメリットがたくさんあります。
福祉業界以外の求人も多いので、自分に合った仕事が見つかるかもしれません。
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目次
地域包括支援センターの離職率が高いのはなぜ?
離職率も高いと言われていますが、それはなぜなのでしょうか?
①仕事量が多すぎる

もうとにかくこれが一番辞めたくなる原因ではないでしょうか。
私の知り合いで地域包括支援センターで働いてる人がいますが、業務量が多すぎて終電で帰ることも多々あるそうです。
仕事量を減らそうにも、行政機関へ提出する書類が多いため、減るどころか処理している間にどんどん増えていってしまいます。
もちろん書類作成だけがお仕事ではないので、その間に介護やゴミ屋敷トラブルなどの相談も入ってきますし、地域の行事にも顔を出したりと、とてもじゃないけどやっていけません。
②人手が足りない
次に地域包括支援センターを辞めたくなる理由として、人手が足りないことです。
上記で業務量が多いことはお伝えしましたが、それにはこの人手不足も原因になっています。
市町村によっては人件費を抑えるために、正社員ではなく非正規社員で補おうとする市町村も多いです。
非正規社員だと契約年数が決まっていたり、別の事業所で正社員で決まって退職しまう事も多く、職員がなかなか定着しません。
残された職員にどんどんしわ寄せがくるので、辞めたくなるほどとても辛いです。
③ゴミ屋敷や虐待ケースなど仕事内容がディープ
介護保険や介護予防のことなど高齢者のことに関する相談が多いのですが、中にはゴミ屋敷の問題や虐待ケースなど、ディープな相談も多いです。
ゴミ屋敷などは張本人と話し合ってすぐに解決する問題ではなく、ゴミ屋敷になってしまった背景や本当の問題点などに着目し、どう支援を行うべきか慎重にならなければならず、長期戦になるこも多々あります。
しかし、その間にも何とかしてほしい地域住民からは『支援が遅すぎる』などとクレームを言われたりと、板挟みに合うことも多く、正直モチベーションを保つのがとても苦労します。
地域の会長との付き合いが大変
地域包括支援センターは「地域」というだけあって、様々な問題を解決していくには地域の協力が必要なときが出てきます。
特に民生委員と協力して問題解決にあたることも多く、地域とうまくやっていかなければなりません。
民生委員長が優しい人ならいいですが、意地悪な人になってしまうともう最悪です。
そのため、地域支援をうまく進めるために休日に地域行事に参加することもあります。
特に夏は各地域で夏祭り、秋には敬老会などが行われるので、休日はそうした行事参加のために潰れてしまいます。
公務員とよく間違われる

でも実際は介護施設などが市町村から委託を受けて業務を行っていることが多いので民間企業であることがほとんどです。
地域包括支援センターは、社会福祉協議会や社会福祉法人の事業所が業務を受託していることが多く、市町村との関係性が深いため地域住民からは公務員だと間違われます。
本当に公務員だといいのですが、公務員でもないのに公務員と間違われ「税金で飯をくってるくせに」とあれやこれやと言われるのはとても辛いです。
しかも、地域住民の中には公務員を毛嫌いする人も多く、それが原因で業務がうまく進まないといった事もあります。
地域の方はほぼボランティアで活動をされているので、給料をもらっている立場としては心苦しいのですが、でも無給で自分が住んでもいない地域の活動なんて誰もしないですよね。
板挟みになりやすい

地域包括支援センターの職員は板挟みになることが多いです。
地域の人から独居高齢者ゴミ屋敷をなんとかしてほしいと通報があるとします。
そうした場合は地域包括支援センターにも連絡がいき、中心となって問題解決にあたることが多いです。
しかしいきなり明日解決できるわけはなく、長期戦になることがほとんどです。
地域住民からは『早く何とかしてくれないと困る!』と急かされることも多いです。
こうした問題は地域住民が協力してこそ早期解決となることが多いのですが、地域の協力を得られず、板挟み状態になってしまいます。
また、ここ数年で認知症高齢者が増加していますが、夜中に騒音や奇声を発したりして周囲の住民が困っているという相談も多くあります。
そうした場合も、まずはその高齢者本人の話をじっくりと聞いてあげる必要がありますが、もう眠れずに困っている住民は1日でも早く出て行ってほしいから『今すぐ追い出してほしい』と容赦ない言葉を浴びせられ、板挟み状態になってしまいます。
福祉の仕事が嫌になる前に辞めてもいい

地域包括支援センターの現実に直面し、辞めたくてツラいかもしれませんが、福祉の仕事が嫌になる前に退職するのも一つの方法です。
うまくいかないと『そもそも福祉の仕事に向いてないんじゃないか』と落ち込むことも多いと思います。
落ち込んでばかりだと、もう福祉の仕事自体が嫌になってしまいますよね。
でも福祉の仕事は地域包括支援センターだけではありませんし、職場や環境が変わるだけでうまく働けるケースはたくさんあります。
特に地域包括支援センターで働いた経験がある人は少ないので、転職にも有利です。
福祉の仕事が嫌になってしまう前に退職し、もう一度転職するのもアリだと思います。
辞める前に転職エージェントに登録しておく

地域包括支援センターをいつ辞めても大丈夫なように、まずは転職エージェントに登録しておいた方がいいです。
転職エージェントとは人材紹介サービスの一種です。
これまでの転職活動といえば、自分でハローワークや求人誌を見て探して応募していましたが、転職エージェントではあなたの希望条件にあてはまる求人をコンサルタントが代わりに探してくれます。
しかも非公開求人も多く取り扱っているので、あなたに合った職場の見つかる確率が高いです。
入社前に職場の雰囲気もわかりますし、給料などの条件など細かい交渉もしてもらえます。
リクルートエージェントには登録しておくべき理由
地域包括支援センターは福祉業界に携わるものとしては憧れの職場ではありますが、それとは裏腹につらいことの方が多いです。
高齢者や障害者に生活困窮者の支援、地域活動における地域役員たちとの調整業務など、正直言うと面倒臭いことの集合体です。
そして結論から言うと、地域包括支援センターを辞める前にまずは転職エージェントに登録しておきましょう。
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面倒な手間も省けるため、働きながら転職先を探すならリクルートエージェントは登録しておくべきです。
いろいろな転職エージェントを調べてきましたが、地域包括支援センターを辞めたいと思ったときはリクルートエージェントに相談するのが一番メリットを感じました。
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最初はヒアリングのためにコンサルタントから電話がかかってきますが、そのときに地域包括支援センターでの経験や今後の希望をしっかりと伝えておきましょう。
条件の良い求人はすぐになくなってしまうため、早めに相談すべきです。
転職活動で焦らないためにも、まずは辞める前にリクルートエージェントに相談してみましょう!