憧れの社会福祉協議会に就職!福祉業界に携わる人であれば、誰もが一度は働いてみたいと思う憧れの職場ですが、しんどいことも多く、辞めたい・転職したいと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
「地域のための事業なのに地域会長が首を縦に振ってくれない」
「地域包括と連携して支援したいのに協力してくれない」
「上司が仕事しない」
業務が大変なだけでなく、理不尽なこともとても多いですよね。
社会福祉協議会は社会福祉法人なので公務員とは違いますが、公務員と同じと勘違いされることが多く、嫌な思いをしたこともあるのではないでしょうか。
地域の役員さんたちの中には、公務員を毛嫌いする人も多いので、事業が進みにくかった経験もあったと思います。
「でもせっかく憧れの社会福祉協議会に入社したのに、辞めるのはなんだかもったいない…」
と悩んでいるのかもしれませんが、結論から言うと、社会福祉協議会を辞めて今すぐ転職した方がいいでしょう。
そこで今回、この記事では、なぜ社会福祉協議会を辞めて転職した方がいいのかという理由と、おすすめの転職方法を紹介いたします。
- 社会福祉協議会を辞めた方がいい理由
- 社会福祉協議会は転職に有利
- 失敗しない転職方法がわかる
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目次
社会福祉協議会から今すぐ転職すべき理由
社会福祉協議会は働いても給料はたいして上がらず、どんどんと大変な業務だけが舞い込んできます。
転職しようかなと思っていても、他の会社で今のスキルが役に立つだろうか?せっかく社会福祉協議会に入社したのに転職していいのか?と考えてしまいますよね。
しかし、社会福祉協議会からは今すぐ転職した方がいいでしょう。
その理由は以下のとおりです。
- 給料が安い
- 人間関係が悪い
- いまだに年功序列
昔の企業のような古い体質がまだまだ残っています。
上層部に逆らうものなら、自宅から遠い地域に異動させられる「嫌がらせ人事」が当たり前のように行われている地域もありました。
有料老人ホームなどの民間企業と比べると、倒産することがほぼないため、社会福祉協議会で働くことはメリットに感じるかもしれません。
しかし、管轄の市町村の事情によって行政制度も変わるため、将来的に事業所の縮小や閉鎖は考えられます。
他にも、給料の低さや年功序列によってなかなか出世できないなどのデメリットは多く、長い人生で考えた場合、社会福祉協議会を今すぐ辞めて転職した方がいいでしょう!
社会福祉協議会を今すぐ辞めた方がいい

社会福祉協議会は今すぐ辞めた方がいいでしょう。
その理由は以下のとおりです。
- サービス残業だらけ
- 地域の行事などで休日出勤あり
- 人間関係は最悪
社会福祉協議会は行政に近い存在であることから、サービス残業があまりないとイメージを持っているかもしれませんが、地域によっては多いです。
地域の行事は、お祭りや地域会議などを指しますが、平日の昼間は働いている人が多いので、土日の夜に開催されることが多いです。
社会福祉協議会も平日に就業している職員が多いので、地域の行事に参加するとなると、土日の休みを返上して参加しなければなりません。
就業する社会福祉協議会によっては、休日手当を支給したり振替休日の対応をとってくれたりしますが、地域のお祭りなどは有志での参加なのでサービス残業となることが多いです。
人間関係は最悪です。
人間関係が悪い会社はたくさんありますが、社会福祉協議会は特に悪かったです。
仕事をしようとしまいが賃金は変わらないため、賃金が変わらないのであればできるだけ仕事を減らしたいと考えますよね。
その結果、自分の担当以外の仕事は一切やらない人が多くなります。
社会福祉協議会はツラい業務が多い
社会福祉協議会はツラい業務がとても多いです。
一例ですが、具体的な業務を以下に挙げてみました。
- ゴミ屋敷や虐待ケースなど困難事例を取り扱うことが多い
- 年間行事や継続事業が多く辞めるタイミングが難しい
- 退職者や異動が多く、なかなか辞められない
- 土日祝も担当地域の行事に参加するため休めない
- 公務員に間違われる
困難ケースはとても多いです。
時間をかけて訪問し、信頼関係を築いて支援を行うのですが、地域の人は「早くなんとかしろ!」と迫ってきます。
地域とケース困難者との板挟みにもなり、とてもツラいです。
地域と行政との間で板挟みになるのでツラい
社会福祉協議会は板挟みになることが多く、ツラいですよね。
行政と地域では温度差があるため、地域の人たちもなかなか動いてくれません。
地域で権限を持った人が行政のことを嫌っていると、地域事業がなかなか進まないことが多いです。
地域といってもひとつの組織みたいなものでもあるため、結局は地域の会長をヨイショしなければならず、とても大変です。
正社員の初任給は18万円
社会福祉協議会は地域によって差はありますが、正社員になれたとしても初任給18万円台(税込)の世界です。
18万円から社会保険料など引かれると、手取りは15万円(税込)程度になってしまいます。
しかし、団塊の世代は大して仕事もしないのに高給取りです。
例)42歳・男性 入社14年目
年収:520万円(税込)
あくまでも一例ですが、福祉業界の一般社員で年収500万円を超えるのは異例です。
夢があるようにも思えますが、これは昔から働いている社員の一例であり、今はどこの地域も財政難で昇給も少ないため、若手社員が年収500万円を超えるのは難しいでしょう。
正社員になかなかなれない
社会福祉協議会はイメージとは違って離職者も多いです。その割にはなかなか正社員になるのは難しいですよね。
社会福祉士かケアマネージャーの資格を持っていないと永遠に正社員になれませんでした。
まずはアルバイトや嘱託社員から入社する人が多いですが、正社員登用のチャンスがないわけではありません。
筆記試験と面接試験がありますが、合格するかどうかは上長の”推薦”の有無にかかっています。能力があっても上司から嫌われていると、社員への道は厳しくなるでしょう。
社会福祉協議会はブラック
社会福祉協議会は意外とブラックです。
なぜ”意外”かと言うと、民間企業であるものの、行政と近い位置にあるためホワイトなイメージを持っている人が多いからです。
「サービス残業なんてないでしょ?」
「休日出勤なんてないでしょ?」
「人間関係は良好でしょ?」
しかし、これらは全て間違いです!今これを読んでいるあなたも共感しているのではないでしょうか。
社会福祉協議会で働いてみて、ブラックだと感じる部分が多かったです。
社会福祉協議会はつらいことが多い
社会福祉協議会で働いていてもつらいことが多くてもう今すぐにでも辞めたい。
そんな気持ちにもなると思います。
- ゴミ屋敷や虐待ケースなど困難事例を取り扱うことが多い
- 年間行事や継続事業が多く辞めるタイミングが難しい
- 退職者や異動が多く、なかなか辞められない
- 土日祝も担当地域の行事に参加するため休めない
- 公務員に間違われる
他にもつらいことはたくさんありますが、これを見ただけでももう働きたくなくなりますよね。
地域と行政との間で板挟みになるのでつらい
社会福祉協議会は板挟みになることが多く、つらい立場です。
たとえば地域事業など、行政からの委託事業が多いので、引き受けた以上はやらなければなりません。
行政と地域では温度差があるため、地域の人たちもなかなか動いてくれません。とにかく行政が嫌いな地域の人も多く、地域で権限を持った人が行政嫌いだとなかなか事業が進まないことが多いです。
ほんとに地域のためになるのであれば地域事業も楽しいのですが、結局は営業の接待となんら変わりありません。
人間関係は最悪!
正直、どこも人間関係は最悪です。
社会福祉協議会は社会福祉法人なので民間企業ではないですが、市町村の行政に近い立場であるため、公務員気質が未だにあります。
クビになることもほとんどありませんし、民間企業のように売り上げやノルマに縛られることもないため、働いても働かなくても給料は一緒です。
自分の担当すること以外はやりたくない人がほとんどなので、チームワークはありません。
福祉に準ずる者として一生懸命働く人、余計な仕事はしたくない人とで方向性が違うため、自然と人間関係も悪くなってしまいます。
それだけでなく逆に”想い”が強すぎる人もいます。
相談者に自分が思う支援を押し付けたりするため、クレームやトラブルも耐えません。
これまでにいろんな地域の社会福祉協議会で働きましたが、人間関係が良好なところはほとんどありませんでした。
社会福祉協議会での経験が転職に有利!
社会福祉協議会を辞めたいと思っても、不安なのは退職後にすぐ転職できるかということではないでしょうか。
次の仕事が決まっていない場合、今すぐ辞めてしまっていいのか悩みますよね。
福祉に関する知識が豊富
社会福祉協議会で働いていると福祉に関する知識が身につきます。
介護職ではあれば介護に関する知識、ケアマネージャーであればケアプランや書類の手続き、といったようにそれぞれの専門知識には詳しくなりますよね。
社会福祉協議会では以下に挙げたとおり、福祉の総合窓口的な役割を果たすため、さまざまな業務を経験します。
- 高齢者支援
- 障がい者支援
- 地域支援
- 生活困窮者支援
- 支援困難ケース
社会福祉協議会は福祉のスペシャリストでもあるのです。
ただし、人それぞれ高齢者支援が得意だったり、生活困窮者支援が得意だったりと、得意不得意がありますよね。
社会福祉協議会は、ジャンルに関係なく業務をこなさなければならないため、不得意な事業は苦に感じるかもしれません。
しかし、福祉に関する知識はすでに豊富にあるため、社会福祉協議会にこだわらなくても、他の事業所でも十分にやっていけるでしょう。
社会福祉協議会での経験が活かせられる仕事
社会福祉協議会での経験が活かせられる仕事はどういったのがあるのでしょうか?ひとつずつ見ていきましょう。
事務職
事務職は一番適しているといってもいいかもしれません。
物品購入の見積もりや事業経費の計算なども自分たちで行うため、経理の仕事もやりやすくなります。
その他電話応対など雑務も多いので、一般企業でも十分通用するでしょう。
営業職
営業職にも向いている人が多いです。
地域事業などの場合、地域の人たちに事業の目的を理解してもらい、協力を得ないといけない場面が多く存在しますよね。
社会福祉協議会は利益重視な事業ではないので、飛び込み営業やノルマの厳しい会社よりもルート営業やノルマを設けていない会社の方がいいでしょう。
サービス業
サービス業にも向いています。
違う業界な気がしそうですが、地域のイベントで夜店を出したり、地域の人向けにカフェを経営している事業所もあります。
福祉業界
同じ福祉業界を選ぶのいいと思います。
社会福祉協議会は全国にあり、今働いている職場が合わないだけで社会福祉協議会の仕事が嫌になったわけではないという人も多いです。
そういう人は別の地域の社会福祉協議会を探すか、介護施設の生活相談員、市町村のケースワーカーなど、福祉+事務職といった構図の職種がオススメです。
辞めるのはもったいないと悩んでいませんか?
社会福祉協議会はブラックな要素もあり、地域と行政の板挟みにもなる辛い立場です。
辞めるのはもったいないと我慢しながら踏みとどまっている人は多いのではないでしょうか?
しかも市町村が破綻でもしない限りは倒産することもないので、安定も得られるため、辞めるのはもったいないかもと考えこんでしまいます。
退職することで精神的負担が減る
退職することで精神的負担がかなり減ります。
退職し、転職したことで働きやすくなった点もいくつかあります。
- 給料が上がった
- 休日出勤がなくなった
- 休憩がしっかり取れる
- 仕事のなすりつけあいがない
- 人間関係がいい
社協がつらくて辞めたいのであれば、転職することをおすすめします。
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