福祉業界に携わる人なら、誰もが一度は働いてみたいと思う憧れの職場なのですが、実は辞めたい、転職したいと悩んでいる人も非常に多いんです。
私も社会福祉協議会で働いていましたが、実際は思った以上に過酷な仕事でした。
あなたも福祉の仕事が好きでこのお仕事に就いたものの、つらいことが多くて辞めようかと悩んだこともあるのではないでしょうか。
でも社協での経験って実は転職に有利って知っていましたか?
そこで今回は転職に有利な理由を中心にお伝えします。
社会福祉協議会を辞める前に転職エージェントに相談しましょう。
コンサルタントが希望条件に沿って求人を探してくれるので手間も省けますし、相手企業との条件交渉なども行ってくれるのでメリットがたくさんあります。
福祉業界以外の求人も多いので、自分に合った仕事が見つかるかもしれません。
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社会福祉協議会での経験は転職に有利

社会福祉協議会を辞めたいと思っても不安なのは退職後の仕事のことですよね。
すでに次の仕事が決まっているのならまだしも、そうでない場合は今すぐ辞めてしまっていいのか悩むと思います。それに、
『社会福祉協議会での経験は他では役に立たないし・・・』
と思い込んでいませんか?
でも社会福祉協議会での業務は、事務仕事はもちろん、電話応対などの庶務や、なんといっても数々の難しい事例をこなしてきた実績があり、転職に有利です。
確かにややこしい相談ケースが多いので、多少のことでは動じなくなったのは社会福祉協議会の経験が活かされているかもしれませんね。
社会福祉協議会での経験が活かせられる仕事
事務職

事務職は一番適しているといってもいいかもしれません。
社会福祉協議会ではパソコンを使っての業務はもちろんですが、地域のイベントなどでパンフレットや案内状を作ったりすることが多く、意外と事務職で必要なスキルが身に付いています。
物品購入の見積もりや事業経費の計算なども自分たちで行うため、経理の仕事も意外とできたりします。
その他電話応対など雑務も多いので、一般企業でも十分通用するでしょう。
営業職

営業職にも向いている人が多いです。
地域事業などの場合、地域の人たちに事業の目的を理解してもらい、協力を得ないといけない場面が多く存在しますよね。
地域の人からはあれこれ言われることが多いのでプレゼン力が試されます。
これが営業職にも活かすことができます。
ただ社会福祉協議会は利益重視な事業ではないので、飛び込み営業やノルマの厳しい会社よりもルート営業やノルマを設けていない会社の方がいいでしょう。
サービス業
サービス業にも向いています。
全然違う業界な気がしそうですが、地域のイベントで夜店を出したり、地域の人向けにカフェを経営している事業所もあります。
地域の人や関係機関、相談者など、様々な場面でコミュニケーション能力と信頼関係が求められるので、こうしたサービス業などにも活かすことができます。
同じ福祉業界

これもアリだと思います。
社会福祉協議会は全国にあり、今働いている職場が合わないだけで社会福祉協議会の仕事が嫌になったわけではないという人も多いです。
そういう人は別の地域の社会福祉協議会を探すか、介護施設の生活相談員、市町村のケースワーカーなど、福祉+事務職といった構図の職種がオススメです。
社会福祉協議会はつらいことが多い
社会福祉協議会で働いていてもつらいことが多くてもう今すぐにでも辞めたい。そんな気持ちにもなると思います。
- ゴミ屋敷や虐待ケースなど困難事例を取り扱うことが多い
- 年間行事や継続事業が多く辞めるタイミングが難しい
- 退職者や異動が多く、なかなか辞められない
- 土日祝も担当地域の行事に参加するため休めない(サービスで行かされることもあり)
- 公務員に間違われる
他にもつらいことはたくさんありますが、これを見ただけでももう働きたくなくなりますよね。
地域と行政との間で板挟みになるのでつらい

社会福祉協議会は板挟みになることが多く、つらい立場です。
たとえば地域事業など、行政からの委託事業が多いので、引き受けた以上はやらなければなりません。
しかし、行政と地域では温度差があるため、地域の人たちもなかなか動いてくれません。
とにかく行政が嫌いな地域の人も多く、地域で権限を持った人が行政嫌いだとなかなか事業が進みません。
結局板挟みになる立場でもあり、精神的にかなりきついです。
ほんとに地域のためになるのであれば地域事業も楽しいのですが、結局は営業の接待となんら変わりありません。
人間関係は最悪!

正直、どこも人間関係は最悪です。
社会福祉協議会は社会福祉法人なので民間企業ではないですが、市町村の行政に近い立場であるため、公務員気質が未だにあります。
クビになることもほとんどありませんし、民間企業のように売り上げやノルマに縛られることもないため、要するに働いても働かなくても給料は一緒なんです。
自分の担当すること以外はやりたくない人がほとんどなので、チームワークはありません。
福祉に準ずる者として一生懸命働く人、できれば余計な仕事はしたくない人とで方向性が違うため、自然と人間関係も悪くなってしまいます。
それだけでなく逆に”想い”が強すぎる人もいます。
相談者に自分が思う支援を押し付けたりするため、クレームやトラブルも耐えません。
正社員になかなかなれない
社会福祉協議会はイメージとは違って離職者も多いです。
その割にはなかなか正社員になるのは難しいですよね。
まずはアルバイトや嘱託社員から入社する人が多いと思います。
その中で正社員登用のチャンスはあります。
筆記試験と面接試験があるのですが、しかし合格するかどうかは結局は上長の”推し”によります。
もちろんそんなやり方で社員の質が上がるわけはありません。
正社員になっても初任給18万円の世界

苦労して正社員になれたとしても、初任給18万円の世界です。
18万円から社会保険料など引かれると手取りは15万円ぐらいです。
ボーナスは一般企業と同じぐらい支給されますが、基本給が安すぎるので正直厳しいです。
でも仕事をしない団塊世代の社員は昔から働いているので高給取りです。
辞めるのはもったいないと悩んでませんか?

社会福祉協議会はブラックな要素もあり、板挟みになる辛い立場であるにも関わらず、それでも辞めるのはもったいないと我慢しながら踏みとどまっている人は多いのではないでしょうか。
なんだかんだ福祉業界では待遇がいい方です。
基本的には年末年始やゴールデンウィークも休みですし、有休や夏季休暇なども一般企業より多いので、介護施設などに転職したらこんなに休めないだろうなと考えてしまいます。
また、地域福祉を志す者にとって、社会福祉協議会は働きたい福祉施設としてナンバーワンです。
しかも市町村が破綻でもしない限りは倒産することもないので、安定も得られるため、辞めるのはもったいないかもと考えこんでしまいます。
介護業界には戻りたくない
社会福祉協議会を辞めたくても介護業界には戻りたくないと、同じように思っている方は多いのではないでしょうか?
社会福祉協議会の経験があれば介護職など介護業界に転職することも可能です。
というより、人手不足なのでその方が簡単です。
社会福祉協議会を辞めてしまって、なかなか次の仕事が見つからなかったらまた介護職に戻るしかないのではと不安になると思います。
一度介護の仕事から離れてしまうと、不規則勤務で夜勤もある生活に戻るのは厳しいですよね。
退職することで精神的負担が減る
退職することで精神的負担がかなり減ります。
私も社会福祉協議会で働いてころと比べると、かなり精神的負担が減りました。
しかもそれだけでなく、
- 給料が上がった
- 休日出勤がなくなった
- 休憩がしっかり取れる
- 仕事のなすりつけあいがない
- 人間関係がいい
と働きやすくなりました。
社会福祉協議会は介護職と違って夜勤がないので給料は安いですよね。
しかも休日は地域の行事に参加するため潰れてしまいますし、休憩中でもお構いなしに相談の電話がかかってきます。
今の職場は人間関係も良いので職員全員、心に余裕があります。
仕事をなすりつける人が多かった社協時代に比べ、今では皆でフォローしあう雰囲気なので、ほんとに転職して良かったなと思います。
社協がツラくて辞めたいのであれば、転職することで精神的負担が軽減され、人生が変わります。
登録は無料なのでまずは転職エージェントに相談してみましょう。
社会福祉協議会を辞める前に転職エージェントに登録
社会福祉協議会は福祉業界に携わるものとしては憧れの職場ではありますが、それとは裏腹につらいことの方が多いです。
高齢者や障害者に生活困窮者の支援、地域活動における地域役員たちとの調整業務など、正直言うと面倒臭いことの集合体です。
そして結論から言うと、社会福祉協議会を辞めたいと考えるならまずは転職エージェントに登録しておきましょう。
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- 費用は完全無料
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面倒な手間も省けるため、働きながら転職先を探すならリクルートエージェントは登録しておくべきです。
いろいろな転職エージェントを調べてきましたが、社会福祉協議会を辞めたいと思ったときはリクルートエージェントに相談するのが一番メリットを感じました。
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最初はヒアリングのためにコンサルタントから電話がかかってきますが、そのときに社会福祉協議会での経験や今後の希望をしっかりと伝えておきましょう。
条件の良い求人はすぐになくなってしまうため、早めに相談すべきです。
転職活動で焦らないためにも、まずは辞める前にリクルートエージェントに相談してみましょう!