身体障害者施設の介護職を経験してきましたが、そこでのつらい体験談をお話しいたします!
身体障害者施設はその名のとおり、身体障害者の方が利用する施設ですが、私が勤務していたのは通所施設でした。
いわゆるデイサービスというやつです。
仕事は大変ながらもそれなりにやりがいもあったんですが、それ以上につらいことばかりだったのでわずか1年もしないうちに退職しました。
介護職と聞くと高齢者施設が思い浮かびますが、同じように身体障害者施設で働いてる方も辞めたくてつらい思いをしていると思います。
そこで今回、身体障害者施設で働いてる方へ、辞める前に知っておきたい転職方法をお伝えします。
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目次
身体障害者施設は激務
身体障害者施設は激務です。
なかなかこの業界特有の”やりがい”だけで乗り切るのは難しいです。
重労働
身体障害者施設は身体障害を持った方が通所するので、ほとんどの方が寝たきりです。
車椅子で自由に自走している方もいますが、寝たきりの方より少ないです。
そのため、介護は重労働です。
体が大きい人もいるので、排泄介助や移乗するときは2〜3人がかりでしなければなりません。
言語を発することができない人もいるので、信頼関係を築くまでは思いどおりにいかないことが多く大変です。
送迎が大変

送迎も大変です。
利用者の大半が車椅子ですが、利用者の体に合わせた特注の車椅子を使用している方も多いので、まず普通車では送迎はできません。
私がいた障害者施設では全台がハイエースでした。
運転手と介護者のペアで送迎に行きますが、車に乗せるのも大変ですし、事故や怪我をするようなことがあってはならないので運転にも気をつかいます。
家族からのクレームが多い

家族からのクレームも非常に多いです。
大半の家族はすごい親切なのですが、中にはクレーマーも存在します。
利用者本人が叩くので仕方ないことなんですが、まるで施設に通所したら破損したかのように言われることもあり、つらかったです。
人間関係は最悪

はっきり言って人間関係は最悪です。
これは障害者施設・・・というか介護職全体に言えてしまうかもしれませんが、でも高齢者施設の介護職は10代や20代の職員も増えてきています。
しかし、障害者施設で特にデイサービスなどの通所施設は年配の女性が多いです。
まあ自分も言われているんだろうなって感じで関わらないようにはしていました。
とはいえ、介護職はチームプレイが大切なので、それなりに仲良くはしていかないといけません。
特に身体障害者施設だと、排泄介助や入浴介助などひとりの力だけではどうにもならないので他の職員の協力が必要です。
全く関わらないことができればいいのですが、そうはいかないのがつらいところです。
高齢者の介護施設よりはマシだと思っていたのが間違い
身体障害者施設の前は高齢者施設のデイサービスで働いていましたが、高齢者介護も大変なので障害者施設へと転職しました。
心のどこかで『高齢者介護よりかはマシかも』なんて甘い考えだったのかもしれません。
介護職に楽な現場はないということですね。
つらくて辞めたい

とにかく勤務して半年ぐらい経ったとき、辞めたくて仕方なくなりました。
- 男性が自分一人だった
- 年配の女性ばかりで序列ができている
- 所長とお局がタッグを組んでいるため誰も逆らえない
など環境は最悪で、結局契約更新のタイミングで更新せずに退職することにしました。
契約更新をしないのはこちらの権利でもあるので、後腐れなく一番いい辞め方だったかなと思います。
もし、これまで働いた職場で戻りたくない職場を選べと言われたら、間違いなくこの障害者施設を選びますね。
介護職のお仕事は他にもたくさんありますし、苦しみに耐えながら働き続けるメリットはないです。
退職後|その職場の環境が悪かっただけなことに気づく
退職してからは別の高齢者施設への転職が決まりましたが、そこで働くようになってから身体障害者施設は仕事内容が大変というよりも、人間関係など環境が悪かったんだなと思いました。
辞める人はすぐに辞めてしまいますが、年配の女性が多いためか、お局クラスはずっと残っています。
この職場環境が変わることは見込めないと思ったので、早めに辞めて正解だったなと思います。
介護業界は人間関係が悪いので『転職してももっと環境が悪いかもしれない』と辞める決断がしにくいと思います。
私がホームヘルパー2級(現・初任者研修)の資格を取るために学校へ通っていた時、先生から
『介護の現場は正直よくないとこも多い。でも人手不足で他の業界よりも転職がしやすい業界でもあるので、もし最初に働いた介護施設が合わなければ介護の仕事を辞めてしまうのではなく、他の介護施設に転職したらいいよ。』
とアドバイスをいただきました。
とはいえ、むやみやたらに転職してしまっては職歴に傷が付くだけで、自分自身も疲れてしまいますよね。
迷ったら転職エージェントに頼る

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