引きこもりはただ甘えているだけと思われがちですが、そうとは言えません。
現在、引きこもりで働けないと悩んでいる方も、安心してください。引きこもりでも働ける仕事はあるんです。
引きこもりは世間からあまりいいイメージはありませんよね。
引きこもりは甘えているだけと言う人もいるでしょう。おそらくあなたも辛い思いをしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、引きこもりには止むを得ず働けなくなった人たちも多く含まれています。
不登校や職場に馴染めなかったなどの理由が最も多く、親の介護やうつ病などの精神疾患が元で引きこもりとなるケースもあります。
「引きこもり=甘え」とは一概には言えないのです。
そこで今回、引きこもりでも働ける方法をお伝えします!
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目次
引きこもりは長期化・高齢化の傾向にある
2016年に内閣府が引きこもりの実態調査を行い、半年以上自宅に閉じこもっている15歳〜39歳の引きこもりの人が全国で推計54万1千人いると発表しました。
引きこもりの期間で最も多かったのが「7年以上」で約35%だそうです。
15歳〜39歳の人がいる5千世帯を調査したところ、引きこもりになった年齢は
- 20歳〜24歳が34.7%
- 35歳〜39歳が10.2%
と35歳以上の引きこもりも増えてきており、長期化・高年齢化の傾向があるようです。
しかし、今回の内閣府の調査は40代は対象に含まれていません。
『40歳の息子が引きこもっていて、今後どうしたらいいのかわからない』という親からの相談はとても多いです。
40代以上の引きこもりも増加していると予測されており、引きこもりの人数は内閣府が発表した数よりもっと多いのではないでしょうか。
引きこもりは仕事ができない?
引きこもりの方は何かのトラウマがあって引きこもっているケースや、人と関わりたくないから働けないというケースも多いです。
現在、働き方も多様化してきています。
どうしたらいいのかわからないという方は、ひとりで悩まずに家族や専門機関に相談することが大事です。
ハローワークなどでも相談に乗ってもらえますし、全国の市町村の役場には「生活自立相談窓口」が設置されています。(※市町村によって名称や設置場所が異なります。)
今後の生活のことや就労に関する相談ができ、必要であればその機関へとつないでくれるので、こういった相談窓口を利用するのもいいでしょう。
引きこもりからの仕事復帰で気をつけておきたいこと
しかし、仕事復帰をする時に気をつけておきたいことが3つあります!
①規則正しい生活を心がける
引きこもりから仕事に復帰する時に気をつけておきたいこととして、まずは規則正しい生活を心がけましょう。
引きこもりの状態が長ければ長いほど、早起きの習慣が薄れていき、ついつい昼過ぎまで寝てしまったりと不規則な生活になりがちです。
せっかく仕事に復帰しても朝起きるのが辛く、結局は仕事を続けるのが困難になってしまいます。
まずは、シフト制の仕事や夜勤がある仕事は避けましょう。
②焦りは禁物!気長にやるという気持ちが必要
引きこもりからの仕事復帰で気をつけたいことの2つ目として、焦らずに気長にやるという気持ちが必要です。
仕事に復帰をするとどうしても引きこもり焦るのはやめましょう。
引きこもりの期間にもよりますが、その数年間を埋めようといきなり頑張ろうとしても、余計にしんどくなるだけです。
日々の積み重ねが重要なので、昨日よりも今日、今日よりも明日というように、少しでも何か成長があればそれでいいのです。
③うまくいかなくても大丈夫!という気持ちを持つ
引きこもりからの仕事復帰で気をつけたいことの3つ目として、うまくいかなくても大丈夫という気持ちが必要です。
社会復帰し、順調に進んでいたとしても時には全くうまくいかないこともあります。もしかして昨日は調子が良かったのに今日は全くダメだった時もあるかもしれません。
引きこもりでない人でも、昨日はうまくいっていたのに今日は全然ダメだったということはたくさんあります。
しかし、うまくいかなかったとしても、今までの自分と少しでも変化があればそれでいいのです。
むしろ、昨日より今日はダメだったと気付くことができたのも変化があった証です。
引きこもりの方には在宅でできる仕事がおすすめ!
上記のように引きこもりから仕事復帰をする時に気をつけておきたいことが3点ありますが、この3つを全て満たす職場を探そうと思うとなかなか難しいのが現実です。
それが在宅でできる仕事です!
仕事=外に行かないとできないものと思っている人も多いのではないでしょうか?
確かに昔であれば、オフィス、工場、店舗など、職場に出勤しないと仕事ができないのが当たり前でした。
しかし、最近では在宅でできる仕事も増えてきているのです!
例えば、在宅でできる仕事の例としては、、
- WEBライターの仕事
- ラベル貼りの仕事
- 荷物の梱包作業
- アンケートモニターの仕事
- 覆面調査・市場調査
などあげ出せばキリがないほど、在宅の仕事はたくさんあります。
引きこもりから仕事復帰を考えている方には、在宅の仕事は非常に向いています。
- 勤務時間を自分で決めることができる!
- 人間関係で悩むことがない!
- 失敗して周りに迷惑をかけることがない!
- 自分の裁量で仕事ができる!
など、引きこもりになってしまった原因を取り除けるのが在宅の仕事の魅力です!
在宅の仕事で身についたスキルを元に、フリーランスとして仕事を始める人もいるので、まずは自分が興味のある仕事を探してみましょう。